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2024/7/4

ポケットカードの任意整理/任意整理の業者別情報

【借入先別】任意整理情報

 

 

ファミマTカードでおなじみのポケットカード。

ポケットカードは、クレジットカード会社として有名ですが、キャッシング(借入)サービスも行っている会社です。

ポケットカードを利用される方の中には、リボ払いやキャッシングの返済額が増え、返済が難しい方も多くいるかと思います。

そこで、今回はポケットカードを任意整理する場合の最近の状況について、埼玉で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。

 

 

商品名    P-oneカード、ファミマTカード

会社名    ポケットカード株式会社

本社所在地  東京都港区芝公園1-1-1 

 

 

ポケットカードの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。

 

 

今後支払うべき利息です。

多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。

 

 

弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。

 

 

和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。

多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。

 

 

借り入れの返済期間をいいます。

例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。

 

 

弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。

 

 

任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。

 

 

ポケットカードの任意整理では、最大で84回程度の分割払いにも応じていただけるなど、任意整理に非常に協力的な会社です。

また、ポケットカードの任意整理では将来利息の免除も可能です。

以下で詳しく解説していきます。

 

 

 

原則として最大60回分割に応じてもらえます。

負債額が100万円以上の場合には最大で84回分割程度まで応じてもらえる場合があります。

 

 

免除していただけます。

 

 

原則として免除していただけます。

 

 

ポケットカードにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。

 

 

 

①40代男性

②会社員

③予定返済総額:約230万円(元金約160万円、利息約70万円)

④返済期間:約6年

⑤任意整理前の月々の返済額:約4万5000円

 

 

①任意整理後の返済総額:約160万円

②分割回数:80回の分割払い

③将来利息:全額免除

④和解成立日までの経過利息:全額免除

⑤月々の返済額:約2万円

 

 

将来利息   約70万円の減額

月々の返済額 約2万5000円の減額

 

 

 

①20代男性

②会社員 

③予定返済総額:約305万円(元金約210万円、利息約95万円)

④返済期間:5年

⑤任意整理前の月々の返済額:約5万8000円

 

 

任意整理後の返済総額:約210万円

②分割回数:84回の分割払い

③将来利息:全額免除

④和解成立日までの経過利息:全額免除

⑤月々の返済額:約2万5000円

 

 

将来利息   約95万円の減額

月々の返済額 約3万3000円の減額

 

 

完済から5年間程度経過するまではクレジットカード利用や各種借入・ローンが一切できなくなる

 

ポケットカードを任意整理した場合、完済から5年程度経過するまではクレジットカード利用や各種借入・ローンが一切できなくなります。

これは、いわゆるブラックリストに載るためです。

そのため、クレジットカードで生活費を支払っている場合には、カード払いから振込や口座引き落としの方法に変更する必要があります。

 

ポケットカードでショッピングとキャッシングの双方を利用している場合、一方だけの任意整理はできない

 

ポケットカードのうち、ショッピング利用枠のみを任意整理したり、キャッシング利用枠のみを任意整理することはできません。

ポケットカードを任意整理する場合には、ショッピングもキャッシングも両方とも任意整理する必要がありますので注意しましょう。

 

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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