2023/6/29
【2023年版】オリックス銀行の任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
オリックス銀行は、オリックスレンタカーやオリックス生命などで知られるオリックスグループの銀行です。
オリックス銀行カードローンは、単にカードローンとしてだけでなく、がん保障が付いたプランもあるのが特徴的です。
そして、オリックス銀行カードローンを利用される方の中には、返済が難しくなっている方もいるかと思います。
今回は、オリックス銀行を任意整理する場合の最近の状況について、埼玉で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 オリックス銀行カードローン
会社名 オリックス銀行株式会社
本社所在地 東京都港区芝3-22-8 オリックス乾ビル
主な関連会社 オリックス・クレジット株式会社
オリックス債権回収株式会社
オリックス銀行の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
オリックス銀行の任意整理はオリックス・クレジットと行う
オリックス銀行の任意整理では、保証会社であるオリックス・クレジットと交渉を行うことになります。
オリックス銀行の保証会社であるオリックス・クレジットは、金額によっては72回~84回分割も可能であり、特に任意整理に協力的な会社です。
また、オリックス銀行の任意整理では将来利息の免除も可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として最大60回分割に応じていただけます。
100万円以上の借入の場合には最大84回分割にも応じていただける場合があります。
原則として免除していただけます。
原則として免除していただけます。
オリックス銀行における任意整理の主な解決事例を紹介します。
①40代女性
②会社員
③予定返済総額:約240万円(元金約170万円、利息約70万円)
④返済期間:約10年
⑤任意整理前の月々の返済額:約3万5000円
①任意整理後の返済総額:約170万円
②分割回数:84回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約2万円
将来利息 約70万円の減額
月々の返済額 約1万5000円の減額
①50代男性
②会社員
③予定返済総額:約75万円(元金約50万円、利息約25万円)
④返済期間:約8年
⑤任意整理前の月々の返済額:約1万3000円
①任意整理後の返済総額:約50万円
②分割回数:60回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約8500円
将来利息 約25万円の減額
月々の返済額 約4500円の減額
完済から5年間は借入やクレジットカード利用等ができなくなる
オリックス銀行を任意整理した場合、完済から5年間は借入やクレジットカード利用、スマートフォンの機種代の分割購入等ができなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
オリックス銀行の口座が凍結される
オリックス銀行に受任通知を送ると、オリックス銀行の口座が凍結されます。
凍結は1か月から3か月程度で解除されますが、その間はお金の引き出しができなくなります。
オリックス銀行に預金がある方や、給与口座がオリックス銀行になっている方は、任意整理を依頼する前に預金を引き出し、給与口座の変更を行いましょう。
オリックス銀行の口座残高が0になる
オリックス銀行に受任通知を送ると、受任通知が届いた時点での口座残高が0になります。
もっとも、受任通知が送られた後に入金されたお金が0になることはありません。
オリックス銀行に預金がある方は、任意整理を依頼する前に預金を引き出しておきましょう。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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