2022/4/9
任意整理の費用はいくら?任意整理の費用相場を解説
任意整理
任意整理とは、弁護士が貸金業者等と交渉し、原則として利息を免除し、月々の返済額を減らすものです。
任意整理をした後は、借金の元金を3年から5年で返済することになります。
任意整理により、多くの利息を免除するとともに、月々の支払額が減り、無理のない返済が可能になります。
※借入先によっては任意整理ができない場合もあります。
それでは、任意整理にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
どれくらいの費用が相場なのかわからない方のために、この記事では任意整理の費用相場について詳しく解説していきます。
任意整理についてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
任意整理とは?埼玉県の弁護士がわかりやすく解説/セントラルサポート法律事務所/
①着手金
着手金とは、任意整理を行うことによって発生する費用です。
多くの法律事務所では、着手金は一括でなく分割で支払うことができますので、お金がない方でも無理なく支払うことができます。
着手金は、借入先1社あたり2万円~5万円程度が相場です。
②解決報酬金
解決報酬金とは、借入先と和解が成立した場合に発生する費用です。
ほとんどの場合で和解は成立するため、あらかじめ必要な費用として考えておいた方が良いです。
解決報酬金は、借入先1社あたり2万円が相場です。
③減額報酬金
減額報酬金とは、借入残高が減額できた場合に発生する費用です。
任意整理では利息を免除することはできても、借入残高を減額することまでは難しいため、減額報酬金が発生する場合は少ないです。
減額報酬金は、減額金額の10%程度が相場です。
④実費又は事務手数料
実費や事務手数料とは、任意整理を行う上で必要となる実費・経費です。
実費又は事務手数料は、借入先1社あたり0円~5000円程度が相場です。
借入先1社あたりの費用相場
着手金 2万円~5万円/1社
解決(和解)報酬金 2万円/1社
減額報酬金 減額金額の10%
実費又は事務手数料 0円~5000円/1社
合計 4万円~8万円/1社
※解決(和解)報酬金が0円とされている法律事務所もありますが、その場合にはその分着手金が高く設定されていることが多いため、合計すると1社あたり最低でも4万円程度はかかることが多いです。
任意整理の費用は多くの法律事務所が分割払いに対応している
任意整理の費用は、多くの法律事務所で分割払いに対応しています。
そのため、今お金がない方でも少しずつ支払っていくことができます。
任意整理の費用は借入先の返済を止めてから支払うことができる
①弁護士に任意整理の依頼をすると、弁護士から貸金業者等に対し、受任通知が送られます。
これにより、借金の返済は一時的にSTOPします。
②借金の返済が一時的に止められている間に、法律事務所へ任意整理の費用を分割で支払うことになります。
※月々の分割金額としては、任意整理依頼前の月々の返済額よりも低い金額に設定される場合が多いです。
※例:任意整理依頼前の返済額 月10万円→ 任意整理依頼後の費用の分割金額 月6万円
③弁護士が貸金業者等と和解交渉を行い、和解が成立したら月々の返済が再開されます。
任意整理を依頼した時の支払額と支払先
時期 支払先 月々の支払額
任意整理前 借入先 月10万円
任意整理中 法律事務所 月6万円
任意整理後 借入先 月6万円
※任意整理により、月々の返済額が10万円から6万円に減額したと想定
このように、任意整理の費用がかかるとはいえ、任意整理を依頼する前よりも月々の支払額が低くなる場合が通常ですので、今まで以上に支払いが大変になることはありません。
いかがでしたでしょうか。
今回は任意整理の費用相場について解説していきました。
もっとも、あくまでこれは相場ですので、実際にいくらかかるかについては、それぞれの法律事務所によって異なります。
そのため、任意整理を依頼される場合には、それぞれの法律事務所に問い合わせ、事前に見積もりをとっておくことが大切です。
参考までに、当事務所(セントラルサポート法律事務所)における任意整理の費用について記載しておきます。
相談料 何度でも無料
基本費用 2万円/1社
解決報酬金 2万円/1社
減額報酬金 無料
事務手数料 5000円/1社
当事務所では、借金でお困りの方が安心して依頼することができるように、任意整理の費用相場よりリーズナブルな価格設定にしております。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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