2022/11/24
【2022年版】みずほ銀行の任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
青色の銀行でおなじみのみずほ銀行
みずほ銀行では、銀行系カードローンとして、カードローンによる借入をすることができます。メガバンクということもあり、みずほ銀行から借入を行っている方も多いです。
一方で、借入の返済にお困りの方もいるかと思います。
今回は、みずほ銀行の任意整理における最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 みずほ銀行カードローン
会社名 株式会社みずほ銀行
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-3-3
主な関連会社 株式会社オリエントコーポレーション
株式会社J.Score
みずほ銀行の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
みずほ銀行の任意整理はオリコと行う
みずほ銀行の任意整理では、保証会社であるオリコ(オリエントコーポレーション)と交渉を行うことになります。
みずほ銀行の保証会社であるオリエントコーポレーションは、金額によっては72回~84回分割も可能であり、特に任意整理に協力的な会社です。
また、みずほ銀行の任意整理では将来利息の免除も可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じていただけます。
100万円以上の借入の場合には72回~84回分割にも応じていただけます。
原則として免除していただけます。
原則として免除していただけます。
みずほ銀行における任意整理の主な解決事例を紹介します。
①30代男性
②会社員
③予定返済総額:約180万円(元金約110万円、利息約70万円)
④返済期間:約7年
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万5000円
①任意整理後の返済総額:約110万円
②分割回数:84回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約1万3000円
将来利息 約70万円の減額
月々の返済額 約1万2000円の減額
①40代女性
②会社員
③予定返済総額:約140万円(元金約90万円、利息約50万円)
④返済期間:約3年
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万2000円
①任意整理後の返済総額:約90万円
②分割回数:60回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約1万5000円
将来利息 約50万円の減額
月々の返済額 約7000円の減額
完済から5年間はみずほ銀行を含めて全ての借入先から借入ができなくなる
みずほ銀行を任意整理した場合、完済してから5年間はみずほ銀行を含めた消費者金融等からの借入が一切できなくなり、クレジットカードも使えなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、今後マイホームや自動車を購入する予定の方は、一定期間はローンが組めなくなることに注意する必要があります。
みずほ銀行の口座が凍結される
みずほ銀行に受任通知を送ると、みずほ銀行の口座が凍結されます。
凍結は1か月から3か月程度で解除されますが、その間はお金の引き出しができなくなります。
みずほ銀行に預金がある方や、給与口座がみずほ銀行になっている方は、任意整理を依頼する前に預金を引き出し、給与口座の変更を行いましょう。
みずほ銀行の口座残高が0になる
みずほ銀行に受任通知を送ると、受任通知が届いた時点での口座残高が0になります。
もっとも、受任通知が送られた後に入金されたお金が0になることはありません。
みずほ銀行に預金がある方は、任意整理を依頼する前に預金を引き出しておきましょう。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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