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2022/11/1

三井住友銀行の任意整理/任意整理の業者別情報

【借入先別】任意整理情報

 

大手メガバンクのうちの1行である三井住友銀行は緑の銀行として有名です。

そのような三井住友銀行の個人消費者向け借入サービスである三井住友銀行カードローンは、CMでも放送されているためご存じの方も多いと思います。

そして、実際に三井住友銀行から借入を行い、返済にお困りの方もいるのが現状です。

今回は、三井住友銀行を任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。  

 

三井住友銀行に関する基礎情報

商品名  三井住友銀行カードローン

会社名  株式会社三井住友銀行

本社所在地 東京都千代田区丸の内1‐1‐2

設立     1996年(創業1876年)

主な関連会社 SMBCコンシューマーファイナンス、三井住友カード

 

任意整理の用語解説

 

三井住友銀行の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。  

 

①将来利息

 

今後完済まで支払うべき利息のことを指します。

多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。  

 

②和解

 

弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。

 

③和解成立日までの経過利息

 

和解が成立するまでの利息(遅延損害金)を指します。

多くの会社では、年に20%程度かかります。

 

④返済期間

 

任意整理を行うまでの返済期間を指します。

例:2021年4月に100万円を借りて2022年4月まで返済していた場合、 返済期間は1年(12か月)となります。

 

⑤受任

 

弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。

 

⑥予定返済総額

 

任意整理をしない場合に返済すべき金額(元金+利息の合計)を指します。  

 

三井住友銀行の任意整理はプロミスと行う

 

三井住友銀行の任意整理では、保証会社であるプロミスと交渉を行うことになります。

 

三井住友銀行における最近の任意整理の状況

 

三井住友銀行の保証会社であるプロミスは任意整理に協力的な会社です。

将来利息の免除や最大60回分割が可能です。

以下で詳しく解説します。

 

三井住友銀行の任意整理情報

 

分割回数

 

最大で60回分割に応じてもらえます。

※ただし、返済期間が短い場合(2年未満等)は最大36回程度となります。

 

将来利息 

 

原則として免除してもらえます。

 

和解成立日までの経過利息

 

免除には応じてもらえません  

 

三井住友銀行における任意整理の主な解決事例

 

解決事例①

 

任意整理前の状況

 

①予定返済総額:約150万円(元金約100万円、利息約50万円)

②返済期間:約4年

③月々の返済額:約2万6000円  

 

任意整理の結果

 

①返済総額:約100万円

②分割回数:60回

③将来利息:全額免除

④月々の返済額:約1万7000円  

 

任意整理によって減額できた金額

 

将来利息:約50万円の減額

月々の返済:約9000円の減額

 

解決事例②

 

任意整理前の状況

 

①予定返済総額:約120万円(元金約80万円、利息約40万円)

②返済期間:約5年

③月々の返済額:約1万7000円  

 

任意整理の結果

 

①返済総額:約80万円

②分割回数:60回

③将来利息:全額免除

④月々の返済額:約1万3300円  

 

任意整理によって減額できた金額

 

将来利息:約40万円の減額

月々の返済:約3700円の減額

 

三井住友銀行を任意整理する場合の注意点

 

完済から5年間は各種ローンやクレジットカード利用等ができなくなる

 

任意整理による返済が終了してから5年間は、キャッシングなどの各種ローン、クレジットカード利用、携帯電話の機種代の分割購入等できなくなります。

これは、信用情報機関に事故情報が載るためです。

 

三井住友銀行の口座が凍結される

 

受任通知を送ると三井住友銀行の口座が3か月程度凍結されます。

 

三井住友銀行の口座残高が0円になる

 

受任通知が届いた時点での三井住友銀行の口座残高は0円になります。

ただし、その後の入金には影響しません。

 

返済期間が短い場合には和解条件が悪くなる

 

三井住友銀行への返済期間が短い(返済期間2年未満等)の場合、最大36回分割になるなど、和解条件が悪くなります。

そのため、返済期間が短い場合には任意整理を行うか否かを慎重に考えた方が良いです。  

 

この記事を書いた人

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)

債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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