2022/10/30
【2022年版】三井住友カードの任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
そんな三井住友カードは日本で初めてVisaカードを発行した会社です。
SMBCグループの一員である三井住友カードは、クレジットカード利用者も非常に多いです。
一方で、利用者の多い三井住友カードから借り入れをしたり、リボ払いでショッピングを行っている方もいるかと思います。
今回は、三井住友カードを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 三井住友カード
三井住友カードカードローン
会社名 三井住友カード株式会社
本社所在地 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
主な関連会社 三井住友銀行
SMBCコンシューマーファイナンス
SMBCファイナンスサービス
三井住友カードの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
三井住友カードは任意整理に対して良心的な会社です。
三井住友カードとの任意整理では、原則として将来利息の免除と元金の60回分割が可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として、60回での分割に応じてもらえます。
※月々の分割金額は5000円以上にする必要があります。
原則として免除してもらえます。
原則として免除してもらえます。
三井住友カードにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。
①30代男性
②会社員
③任意整理前の予定返済総額:約55万円(元金約50万円、利息約15万円)
④返済期間:約2年
⑤任意整理前の月々の返済額:1万9000円
①任意整理後の返済総額:約50万円
②分割回数:60回の分割払い
③和解成立日までの経過利息:全額免除
④将来利息:全額免除
⑤月々の返済額:約8400円
返済総額 約15万円の減額
月々の返済額 約1万0600円の減額
①30代男性
②アルバイト
③任意整理前の予定返済総額:約39万円(元金約30万円、利息約9万円)
④返済期間:約1年
⑤任意整理前の月々の返済額:1万1000円
①任意整理後の返済総額:約30万円
②分割回数:60回の分割払い
③和解成立日までの経過利息:全額免除
④将来利息:全額免除
⑤月々の返済額:約5000円
返済総額 約9万円の減額
月々の返済額 約6000円の減額
完済から5年間は三井住友カードを含めたカードが使えなくなる
三井住友カードを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間は三井住友カードを含めた全てのクレジットカードが使えなくなり、借入もできなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、クレジットカードで生活費を支払っている場合には、カード払いから振込や口座引き落としの方法に変更する必要があります。
三井住友カードでショッピングとキャッシングの双方を利用している場合、一方だけを任意整理することはできない
ショッピングだけを任意整理したり、キャッシングだけを任意整理することはできません。
このように、任意整理をする場合には、ショッピングもキャッシングも両方とも任意整理する必要がありますので注意しましょう。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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