今回は、任意整理によって家族に知られずに月々の返済額を8万円→4万9000円に減額、返済総額を約130万円減額した20代会社員の方の解決事例を紹介いたします。

 

依頼前の状況

 

返済総額　　　420万円（元金290万円、将来利息約130万円）

月々の返済額　8万円

月々の収入額　約20万円

月々の支出額　約13万円

借入理由　　　交際費、娯楽費

※将来利息とは、任意整理を行わなければ今後（将来）支払うであろう利息額を言います。 ※返済総額とは、元金に加え、今後支払う予定であった将来利息も含めた総返済額を言います。  

 

相談時の状況

 

交際費や娯楽費のために借入やクレジットカード利用を続けるうちに借金が膨らみ、返済が困難となりご相談に来られました。

毎月の収支状況を確認したところ、任意整理であれば十分に返済可能な状況でした。

そして、①同居のご家族に債務整理のことを知られたくないこと、②収支状況からすれば任意整理によって返済可能な状況であることから、自己破産や個人再生ではなく任意整理をご選択されました。

※自己破産や個人再生の場合、同居家族も含めた収入資料（源泉徴収票、給与明細）や支出資料（ライフライン、電話代の領収書等）が必要となり、自己破産や個人再生について同居家族に知られる可能性があります。

 

手続き開始

 

まずは借入先に受任通知を発送し、督促を停止しました。

これにより、返済を停止したものの同居家族に一切知られることはありませんでした。

その後、債権調査を行い、各借入先への和解案を作成しました。

作成した和解案をもとに各借入先と交渉を行い、最終的に全ての借入先と5年間の長期分割和解が成立しました。

結果として、返済総額は約130万円減額し、毎月の返済額も3万1000円減額し、毎月無理のない返済が可能となり、無事に解決となりました。

 

解決後の状況

返済総額　　　290万円

月々の返済額　4万9000円  

 

任意整理によって減額できた金額

 

返済総額　　　約130万円の減額

月々の返済額　3万1000円の減額

 

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士　安井孟（埼玉弁護士会所属）

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

 

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