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2023/5/24

解決事例~任意整理で月々の返済額12万円→7万3000円に減額~

任意整理

 

今回は、任意整理によって、同居家族に知られずに、またローンで購入した自動車を残しながら、月々の返済額を12万円→7万3000円に減額、返済総額を約180万円減額した20代会社員の方の解決事例を紹介いたします。

 

依頼前の状況

 

返済総額   600万円(元金420万円、将来利息約180万円)

月々の返済額 12万円

月々の収入額 約22万円

月々の支出額 約12万円

借金理由   ギャンブル

 

※将来利息とは、任意整理を行わなければ今後(将来)支払うであろう利息額を言います。
※返済総額とは、元金に加え、今後支払う予定であった将来利息も含めた総返済額を言います。

 

相談時の状況

 

ギャンブルのために借金をしてしまい、徐々に借金が膨らんで返済が困難となりご相談に来られました。

借金額は比較的多めではありましたが、毎月の収支状況からすれば、任意整理によって将来利息を減免し月々の返済額を減額することによって返済可能な状況でした。

そして、①同居のご家族には債務整理のことを内密にしたいこと、②ローンで購入した自動車を残したいことから、個人再生や自己破産ではなく、任意整理をご選択されました。

※個人再生や自己破産の場合、同居家族の収入資料(給与明細、源泉徴収票等)やライフラインの領収書等のご提出が必要となりますので、同居家族に内密にしたまま手続きを行うことは難しくなります。

 

手続き開始

 

まずは借入先に受任通知を発送し、督促を停止しました。

その後、債権調査を行い、各借入先への和解案を作成しました。

作成した和解案をもとに各借入先と交渉を行ったところ、一部の借入先からはこれまでの返済期間が短いため分割回数を短くするよう要求されました。

もっとも、分割回数を短くすれば月々の返済額が上がり返済が困難となりますので、時間をかけて交渉を行い、最終的に、ボーナス月に返済額を増額することを条件として分割回数を長くしていただけました。

結果として、返済総額は約180万円減額し、毎月の返済額も4万7000円減額し、毎月無理のない返済が可能となり、無事に解決となりました。  

 

解決後の状況

 

返済総額   420万円

月々の返済額 7万3000円

 

任意整理によって減額できた金額

 

返済総額   約180万円の減額

月々の返済額 4万7000円の減額  

 

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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