2023/12/25
三菱UFJ銀行(バンクイック)の任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
メガバンクでおなじみの三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
メガバンクという安心感により、多くの方が借入を行っています。
そして、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)には保証会社としてアコムが付いており、任意整理をする場合にはアコムと交渉する必要があります。
今回は、三菱UFJ銀行(バンクイック)を任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 バンクイック
会社名 株式会社三菱UFJ銀行
本社所在地 東京都千代田区丸の内2丁目1番1号
主な関連会社 三菱UFJ信託銀行株式会社
auじぶん銀行
アコム株式会社
三菱UFJ銀行(バンクイック)の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
三菱UFJ銀行の任意整理では、保証会社であるアコムと交渉を行うことになります。
そのため、三菱UFJ銀行の任意整理の状況は、アコムにおける任意整理の状況になります。
三菱UFJ銀行の保証会社であるアコムは任意整理に対してやや厳しい会社です。
特に、返済期間が短い場合には長期の分割が難しくなります。
以下で詳しく解説していきます。
最大で55回分割程度
返済期間が短い場合(3年未満等)、最大でも36回分割程度となります。
原則として免除してもらえます。
免除には応じてもらえません。
もっとも、和解成立日までの経過利息を免除してくれる会社はあまりありませんので、通常通りの対応といえます。
三菱UFJ銀行(バンクイック)における任意整理の主な解決事例を紹介します。
①30代女性
②会社員
③予定返済総額:約100万円(元金約70万円、利息約30万円)
④返済期間:約3年6か月
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万1000円
①返済総額 約70万円
②分割回数 45回の分割払い
③将来利息 全額免除
④月々の返済額 約1万5500円
将来利息 約30万円の減額
月々の返済額 約5500円の減額
①40代女性
②会社員
③予定返済総額:約200万円(元金約150万円、利息約50万円)
④返済期間:約10年
⑤任意整理前の月々の返済額:約4万円
①返済総額 約150万円
②分割回数 50回の分割払い
③将来利息 全額免除
④月々の返済額 約3万円
将来利息 約50万円の減額
月々の返済額 約1万円の減額
完済から5年程度経過するまでは三菱UFJ銀行を含めて借入ができなくなる
三菱UFJ銀行(バンクイック)を任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年程度経過するまでは全ての借入・ローンが一切できなくなり、クレジットカードも使えなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
返済期間が短い場合には分割回数が短くなる
三菱UFJ銀行の保証会社であるアコムは、返済期間が短い場合には分割回数が36回以内など短くなります。
※極端に返済期間が短い場合(半年未満等)には、分割回数が24回以内などとなることもあります。
そのため、三菱UFJ銀行を任意整理する場合には、返済期間の長さが重要となります。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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