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2024/1/26

【2024年版】エポスカードの任意整理/任意整理の業者別情報

【借入先別】任意整理情報

 

 

丸井グループで知られるエポスカードは、丸井(OI)で買い物をした際に利用する方も多いです。

エポスカードは、クレジットカードとしてショッピングの際に利用できるほか、キャッシング機能も付いています。

そのため、エポスカードを使ったショッピングやキャッシングがかさみ、返済にお困りの方もいるかと思います。

今回は、エポスカードを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。

 

 

商品名    エポス(EPOS)カード

会社名    株式会社エポスカード

本社所在地  東京都中野区中野4丁目3番2号

主な関連会社 株式会社丸井グループ

       株式会社丸井

       スルガ銀行株式会社

       エムアールアイ債権回収

 

 

エポスカードの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。

 

 

今後支払うべき利息です。

多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。

 

 

弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。

 

 

和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。

多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。

 

 

借り入れの返済期間をいいます。

例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。

 

 

弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。

 

 

任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。

 

 

エポスカードの任意整理では、最大84回の分割払いも可能であり、他の会社と比較しても特に任意整理に協力的な会社です。

また、エポスカードの任意整理では将来利息の免除も可能です。

以下で詳しく解説していきます。

 

 

 

原則として60回分割に応じてもらえます。

100万円以上の借入の場合には84回分割にも応じてもらえます。

 

 

原則として免除してもらえます。

 

 

原則として免除してもらえます。

 

 

エポスカードにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。

 

 

 

20代男性

会社員      

予定返済総額:約170万円(元金約120万円、利息約50万円) 

④返済期間:約3年

⑤任意整理前の月々の返済額:約3万5000円

 

 

①任意整理後の返済総額:約120万円

②分割回数:84回の分割払い

③将来利息:全額免除

④和解成立日までの経過利息:全額免除

⑤月々の返済額:約1万6700円

 

 

将来利息   約50万円の減額

月々の返済額 約1万8300円の減額

 

 

 

20代女性

会社員      

③予定返済総額:約52万円(元金約40万円、利息約12万円) 

④返済期間:4か月

⑤任意整理前の月々の返済額:約1万5000円

 

 

任意整理後の返済総額:約40万円

②分割回数:60回の分割払い

③将来利息:全額免除

④和解成立日までの経過利息:全額免除

⑤月々の返済額:約6700円

 

 

将来利息   約12万円の減額

月々の返済額 約8300円の減額

 

 

完済から5年程度はエポスカードを含め全ての借入・クレジットカード利用ができなくなる

 

エポスカードを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年程度は楽天カードを含め全てのクレジットカード利用、借入、各種ローン(自動車ローン、携帯電話機種代の分割ローン等)もできなくなります。

これは、いわゆるブラックリストに載るためです。

そのため、エポスカードで水光熱費や通信費、保険料等の生活費を支払っている場合はもちろん、他のカードで生活費を支払っている場合にも、カード払いから振込や口座引き落としの方法に変更する必要があります。

 

エポスポイントが使えなくなる

 

エポスカードを任意整理すると、エポスカードが使えなくなり、エポスポイントも無効になってしまいます。

エポスポイントが残っている方は、任意整理をするまでに全てのエポスポイントを使い切ってしまいましょう。

 

エポスカードでショッピングとキャッシングの双方を利用している場合、一方だけの任意整理はできない

 

ショッピング分だけを任意整理したり、キャッシング分だけを任意整理することはできません。

エポスカードを任意整理する場合には、ショッピング分もキャッシング分も両方とも任意整理する必要がありますので注意しましょう。

 

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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