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2023/3/7

【2023年版】ソフトバンクの任意整理/通信料金や端末代の任意整理

【借入先別】任意整理情報

 

ソフトバンクは大手キャリアのうちの1つであり、現在数多くの方がソフトバンクの携帯電話やインターネット等を利用されています。

ソフトバンクでは、携帯電話の端末代金を分割払いにしても分割手数料や利息等は発生しません。

しかし、ソフトバンクの携帯電話料金や端末代金の支払いを怠ると、遅延損害金が発生するとともに、ソフトバンクの債権回収部署やソフトバンクから委託された法律事務所から未払金の督促がなされることになります。

今回は、ソフトバンクを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。

 

 

商品名    ソフトバンク

       ソフトバンク光

       ワイモバイル

       LINEMO

会社名    ソフトバンク株式会社

本社所在地  東京都港区海岸一丁目7番1号

主な関連会社 LINE株式会社

       PayPay株式会社

 

 

ソフトバンクの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。

 

 

今後支払うべき利息です。

多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。

 

 

弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。

 

 

和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。

多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。

 

 

借り入れの返済期間をいいます。

例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。

 

 

弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。

 

 

任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。

 

 

ソフトバンクの任意整理では、原則として10回分割までしか認められず、他の会社と比較して任意整理に厳しい会社です。

以下で詳しく解説していきます。

 

 

 

原則として10回分割までしか認められません。

 

 

ソフトバンクの任意整理では、将来利息は生じません。

 

 

経過利息の免除には応じていただけません。

もっとも、和解成立日までの経過利息を免除していただける会社はあまりありませんので、通常通りの対応といえます。

 

 

ソフトバンクにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。

 

 

 

①20代女性

②会社員

③返済総額:約15万円

⑤任意整理前の月々の返済額:約2万円

 

 

①任意整理後の返済総額:約15万円

②分割回数:10回の分割払い

③月々の返済額:約1万5000円

 

 

月々の返済額 約5000円の減額

 

 

 

①30代男性

②会社員 

③返済総額:約25万円

④任意整理前の月々の返済額:約4万円

 

 

①任意整理後の返済総額:約25万円

②分割回数:10回の分割払い

③月々の返済額:約2万5000円

 

 

月々の返済額 約1万5000円の減額

 

 

完済から5年程度は新たな借入やカード利用等ができなくなる

 

ソフトバンクを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間は全てのクレジットカードが使えなくなり、借入・ローンも一切できなくなります。

これは、いわゆるブラックリストに載るためです。

 

分割回数が短い

 

ソフトバンクの任意整理では、原則として10回分割までしか認められません。

そのため、ソフトバンクの未払金が多い場合には任意整理を行っても月々の支払いが困難となる場合がありますので、状況に応じて自己破産や個人再生を検討する必要があります。

 

 

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弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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