2023/3/5
【2023年版】セゾンカードの任意整理／任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
永久不滅ポイントで有名なセゾンカードは、クレジットカード利用者が非常に多いカードです。
また、セゾンカードにはキャッシング機能も付いていますので、セゾンカードで借入をされている方も多いです
そのため、セゾンカードを使ったショッピングやキャッシングがかさみ、返済にお困りの方もいるかと思います。
今回は、セゾンカードを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 セゾンカード
会社名 株式会社クレディセゾン
本社所在地 東京都豊島区東池袋3-1-1
主な関連会社 セブンCSカードサービス
ジェーピーエヌ債権回収
静銀セゾンカード株式会社
セゾンカードの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18％程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息（遅延損害金）をいいます。
多くの会社では、年に20％程度の利息（遅延損害金）がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月～2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間（12か月）となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額（借入元金に利息を加えた合計金額）です。
セゾンカードの任意整理では、72回～84回の分割払いも可能であり、他の会社と比較しても特に任意整理に協力的な会社です。
また、セゾンカードの任意整理では将来利息の免除も可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じてもらえます。
100万円以上の借入の場合には72回～84回分割にも応じてもらえます。
原則として免除していただけます。
経過利息の免除には応じていただけません。
もっとも、和解成立日までの経過利息を免除していただける会社はあまりありませんので、通常通りの対応といえます。
セゾンカードにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。
①30代男性
②会社員
③予定返済総額：約260万円（元金約200万円、利息約60万円）
④返済期間：約5年
⑤任意整理前の月々の返済額：約6万円
①任意整理後の返済総額：約200万円
②分割回数：84回の分割払い
③将来利息：全額免除
④月々の返済額：約2万4000円
将来利息 約60万円の減額
月々の返済額 約3万6000円の減額
①40代女性
②会社員
③予定返済総額：約340万円（元金約270万円、利息約70万円）
④返済期間：約8年
⑤任意整理前の月々の返済額：約9万円
①任意整理後の返済総額：約270万円
②分割回数：84回の分割払い
③将来利息：全額免除
⑤月々の返済額：約3万2000円
将来利息 約70万円の減額
月々の返済額 約5万8000円の減額
完済から5年間はセゾンカードを含めたカードが使えなくなる
セゾンカードを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間はセゾンカードを含めた全てのクレジットカードが使えなくなり、借入もできなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、クレジットカードでスマホ代や水光熱費等を支払っている場合には、カード払いから振込や口座引き落としの方法に変更する必要があります。
永久不滅ポイントが使えなくなる
セゾンカードを任意整理すると、セゾンカードが使えなくなり、永久不滅ポイントも無効になってしまいます。
永久不滅ポイントが残っている方は、任意整理をするまでに全てのポイントを使い切ってしまいましょう。
セゾンカードでショッピングとキャッシングの双方を利用している場合、一方だけの任意整理はできない
ショッピングだけを任意整理したり、キャッシングだけを任意整理することはできません。
セゾンカードを任意整理する場合には、ショッピングもキャッシングも両方とも任意整理する必要がありますので注意しましょう。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟（埼玉弁護士会所属）
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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