2022/7/5
【2022年版】プロミスの任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
「パッと! ピッと! プロミス」のCMでおなじみのプロミス
プロミスは、創業60年にもなる老舗消費者金融です。
消費者金融を良く知らない方でも、プロミスのことは知っているという方は多いと思います。
そんなプロミスから借入を行う方は多く、返済にお困りの方も多いのが現状です。
今回は、プロミスを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 プロミス
会社名 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
本社所在地 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
設立 1962年
主な関連会社 株式会社SMBCモビット
株式会社三井住友銀行
アビリオ債権回収株式会社
プロミスの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
プロミスは任意整理に協力的な会社です。
プロミスとの任意整理では、原則として将来利息の免除と元金の60回分割が可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じてもらえます。
ただし、返済期間が2年未満の場合、60回分割は厳しくなります。
原則として免除してもらえます。
ただし、返済期間が1年未満の場合には、将来利息が5%~10%程度求められることがあります。
免除には応じてもらえません。
もっとも、和解成立日までの経過利息を免除してくれる会社はあまりありませんので、通常通りの対応といえます。
プロミスにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。
①20代男性
②アルバイト
③予定返済総額:約85万円(元金約65万円、利息約20万円)
④返済期間:約2年
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万4000円
①返済総額 約65万円
②分割回数 60回の分割払い
③将来利息 全額免除
④月々の返済額 約1万1000円
将来利息 約20万円の減額
月々の返済額 約1万3000円の減額
①20代男性
②会社員
③予定返済総額:約48万円(元金約40万円、利息約8万円)
④返済期間:約1年
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万円
①返済総額 約40万円
②分割回数 60回の分割払い
③将来利息 全額免除
④月々の返済額 約6800円
将来利息 約8万円の減額
月々の返済額 約1万3200円の減額
返済から5年間はプロミスを含めて借入ができなくなる
プロミスを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間はプロミスを含めた消費者金融等からの借入が一切できなくなり、クレジットカードも使えなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、今後マイホームや自動車を購入する予定の方は、一定期間はローンが組めなくなることに注意する必要があります。
返済期間が短い場合には将来利息が求められることがある
プロミスの任意整理では、返済期間が1年未満の場合には将来利息を求められることがあります。
最近は返済期間が短い場合に将来利息を求める会社が増えてきていますので、プロミスもそのうちの一つといえます。
プロミスの任意整理を行う場合には、返済期間に注意する必要があります。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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