2024/10/9
auPAYカード(auWALLETカード)の任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
auPAYカード(auWALLETカード)は、auブランドが提供するクレジットカードです。
auPAYカードは、auの各種料金(スマホ代、電気代、ネット代)の支払いとしても利用することができます。
また、auPAYは電子マネーとしても非常に知名度があり、近年ではauPAYカード(auWALLETカード)を利用される方も増加しています。
今回は、auPAYカード(auWALLETカード)を任意整理する場合の最近の状況について、埼玉で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 auPAYカード(auWALLETカード)
会社名 auフィナンシャルサービス株式会社
本社所在地 東京都港区西新橋2丁目3番1号
主な関連会社 auじぶん銀行
KDDI株式会社
auPAYカード(auWALLETカード)の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
auPAYカードの任意整理は三菱UFJニコスと行う
auPAYカード(auWALLETカード)の任意整理では、保証会社である三菱UFJニコスと交渉を行うことになります。
そのため、auPAYカード(auWALLETカード)の任意整理の状況は、三菱UFJニコスおける任意整理の状況になります。
auPAYカードにおける最近の任意整理の状況
auPAYカード(auWALLETカード)の保証会社である三菱UFJニコスでは、負債額によっては最大で120回の分割払いまで可能な場合もあり、任意整理に非常に協力的な会社です。
また、auPAYカード(auWALLETカード)の任意整理では将来利息の免除も可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じてもらえます。
負債額が100万円以上の場合には最大で120回分割が可能な場合もあります。
免除していただけます。
原則として免除していただけます。
auPAYカード(auWALLETカード)における任意整理の主な解決事例を紹介します。
①40代男性
②会社員
③予定返済総額:約210万円(元金約130万円、利息約80万円)
④返済期間:約4年
⑤任意整理前の月々の返済額:約3万円
①任意整理後の返済総額:約130万円
②分割回数:118回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約1万1000円
将来利息 約80万円の減額
月々の返済額 約1万9000円の減額
①20代男性
②会社員
③予定返済総額:約165万円(元金約120万円、利息約45万円)
④返済期間:7年
⑤任意整理前の月々の返済額:約3万8000円
①任意整理後の返済総額:約120万円
②分割回数:120回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約1万円
将来利息 約45万円の減額
月々の返済額 約2万8000円の減額
①30代男性
②自営業
③予定返済総額:約110万円(元金約80万円、利息約30万円)
④返済期間:8年
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万5000円
①任意整理後の返済総額:約80万円
②分割回数:80回の分割払い
③将来利息:全額免除
④和解成立日までの経過利息:全額免除
⑤月々の返済額:約1万円
将来利息 約30万円の減額
月々の返済額 約1万5000円の減額
完済から5年程度経過するまでは全てのクレジットカード利用や各種借入・ローンが一切できなくなる
auPAYカード(auWALLETカード)を任意整理した場合、完済から5年程度経過するまでは、全てのクレジットカード利用や各種借入・ローンが一切できなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、auPAYカード(auWALLETカード)や他のクレジットカードでスマホ代や電気代、ネット代等の生活費を支払っている場合には、カード払いから振込や口座引き落としの方法に変更する必要があります。
auPAYカード(auWALLETカード)でショッピングとキャッシングの双方を利用している場合、一方だけの任意整理はできない
auPAYカード(auWALLETカード)のうち、ショッピング利用枠のみを任意整理したり、キャッシング利用枠のみを任意整理することはできません。
auPAYカード(auWALLETカード)を任意整理する場合には、ショッピングもキャッシングも両方とも任意整理する必要がありますので注意しましょう。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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