au（KDDI）は大手キャリアの1つであり、非常に多くの方がau（KDDI）の携帯電話やインターネット等を利用されています。

通信会社であるau（KDDI）では、携帯電話の端末代金を分割払いにしても分割手数料や利息等は発生しません。

しかし、au（KDDI）の携帯電話料金や端末代金の支払いを怠ると、遅延損害金が発生するとともに、未払料金の回収を委託された法律事務所から未払金の督促がなされることになります。

今回は、au（KDDI）を任意整理した場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。

 

 

商品名　　　　au

　　　　　　　povo

　　　　　　　auひかり

　　　　　　　auでんき

会社名　　　　KDDI株式会社

本社所在地　　東京都千代田区飯田橋3-10-10

設立　　　　　1984年

主な関連会社　auフィナンシャルサービス

　　　　　　　auじぶん銀行

　　　　　　　UQコミュニケーションズ

 

 

au（KDDI）の任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。

 

 

今後支払うべき利息です。

多くの会社では、年に18％程度の将来利息がかかります。

 

 

弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。

 

 

和解が成立するまでの利息（遅延損害金）をいいます。

多くの会社では、年に20％程度の利息（遅延損害金）がかかります。

 

 

借り入れの返済期間をいいます。

例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月～2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間（12か月）となります。

 

 

弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。

 

 

任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額（借入元金に利息を加えた合計金額）です。

 

 

au（KDDI）は任意整理に協力的な会社です。

au（KDDI）との任意整理では、原則として遅延損害金の免除と残債務額の60回分割が可能です。

以下で詳しく解説していきます。

 

 

 

原則として60回分割に応じてもらえます。

 

 

au（KDDI）の任意整理では、将来利息は生じません。

 

 

原則として免除していただけます。

 

 

au（KDDI）における任意整理の主な解決事例を紹介します。

 

 

 

①40代男性

②会社員

③返済総額：約40万円

④返済期間：約1年

⑤任意整理前の月々の返済額：約5万円

 

 

①返済総額　 約40万円

②分割回数　 60回の分割払い

④月々の返済額 約6700円

 

 

月々の返済額　約4万3300円の減額

 

 

 

①30代男性

②会社員

③返済総額：約65万円

④返済期間：約5年

⑤任意整理前の月々の返済額：約8万円

 

 

①返済総額　 約65万円

②分割回数　 60回の分割払い

④月々の返済額 約1万1000円

 

 

月々の返済額　約6万9000円の減額

 

 

完済から5年間は借入やクレジットカード利用ができなくなる

 

au（KDDI）を任意整理した場合、完済から5年間は、各種借入やローン、クレジットカード利用、携帯電話等の機種代の分割購入などができなくなります。

これは、いわゆるブラックリストに載るためです。

そのため、今後マイホームや自動車をローンで購入する予定の方は、一定期間はローンが組めなくなることに注意する必要があります。

 

 

セントラルサポート法律事務所

弁護士　安井孟（埼玉弁護士会所属）

任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。

 

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