2023/3/3
【2023年版】レイクの任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
「レイクALSA」のCMは一度は見たことがあるのではないでしょうか。
CMでの認知度もあり、レイクALSAから借入(キャッシング)をしている方も多いと思います。
そして中には、レイクALSAからの借入の返済が難しい方もいるかと思います。
今回は、レイクを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 レイクALSA
会社名 新生フィナンシャル株式会社
本社所在地 東京都千代田区外神田3丁目12番8号
主な関連会社 株式会社新生銀行
新生パーソナルローン株式会社
株式会社アプラス
レイクの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
レイクは任意整理に協力的な会社です。
レイクとの任意整理では、原則として将来利息の免除と元金の60回分割が可能です。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じてもらえます。
原則として免除してもらえます。
経過利息の免除には応じてもらえません。
もっとも、和解成立日までの経過利息を免除してくれる会社はあまりありませんので、通常通りの対応といえます。
レイクにおける任意整理の主な解決事例を紹介していきます。
①20代男性
②会社員
③予定返済総額:約150万円(元金約110万円、利息約40万円)
④返済期間:7か月
⑤任意整理前の月々の返済額:約3万7000円
①任意整理後の返済総額:約110万円
②分割回数:60回の分割払い
③将来利息:全額免除
④月々の返済額:約1万8500円
将来利息 約40万円の減額
月々の返済額 約1万8500円の減額
①20代男性
②会社員
③予定返済総額:約44万円(元金約34万円、利息約10万円)
④返済期間 3か月
⑤任意整理前の月々の返済額:約1万2000円
①任意整理後の返済総額:約34万円
②分割回数:60回の分割払い
③将来利息:全額免除
④月々の返済額:約5800円
将来利息 約10万円の減額
月々の返済額 約6200円の減額
完済から5年間はレイクを含めて借入ができなくなる
レイクを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間はレイクを含めて消費者金融等からの借入が一切できなくなり、クレジットカードも使えなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、今後マイホームや自動車を購入する予定の方は、一定期間はローンが組めなくなることに注意する必要があります。
早めの和解を求められる
レイクの任意整理では、受任から2か月程度経過すると和解を求めてきます。
早期に和解しないと任意整理ができないわけではありませんが、和解までに時間がかかると、その分和解成立日までの経過利息が高額になります。
裁判を起こされる可能性がある
レイクは早めの和解を求められるだけでなく、和解までに時間がかかると裁判を起こしてくることもあります。
裁判を起こされた場合には、追加の弁護士費用がかかりますし、任意整理の和解条件も悪くなりますので、早めの和解が重要です。
早めの和解を行うためにも、返済に困ったら早めの相談が大切です。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
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