2022/4/29
【2022年版】アプラスの任意整理/任意整理の業者別情報
【借入先別】任意整理情報
自動車のオートローンで有名なアプラス
「Tカードプラス」という、Tカードのクレジット機能が付いたカードをお持ちの方も多いと思いますが、これもアプラスです。
また、アプラスは集金代行も行っており、様々な料金の口座自動引き落としをアプラスが行っています。
様々な場面でアプラスは登場するため、アプラスの利用者は多く、アプラスへの返済が難しい方も多いと思います。
今回は、アプラスを任意整理する場合の最近の状況や注意点について、埼玉県で借金・債務整理に特化した弁護士が解説していきます。
商品名 APLUS CARD
Tカードプラス
アプラスマイカーローン
など
会社名 株式会社アプラス
本社所在地 大阪府大阪市浪速区湊町1丁目2番3号
主な関連会社 アプラスフィナンシャル
株式会社新生銀行
アプラスの任意整理の状況を解説する前に、任意整理における用語を解説していきます。
今後支払うべき利息です。
多くの会社では、年に18%程度の将来利息がかかります。
弁護士が会社と交渉し、任意整理がまとまることを和解といいます。
和解が成立するまでの利息(遅延損害金)をいいます。
多くの会社では、年に20%程度の利息(遅延損害金)がかかります。
借り入れの返済期間をいいます。
例えば、2021年4月に100万円を借り入れ、その後、2021年5月~2022年4月まで返済を行った場合には、返済期間は1年間(12か月)となります。
弁護士が任意整理の依頼を受けたことをいいます。
任意整理をしない場合、本来であれば返済しなければならない金額(借入元金に利息を加えた合計金額)です。
アプラスは任意整理に協力的な会社です。
アプラスの任意整理では、将来利息の免除と元金の60回分割が可能です。
アプラスでは早めの和解や早めの返済開始が求められますが、任意整理の和解条件はかなり良いです。
以下で詳しく解説していきます。
原則として60回分割に応じてもらえます。
原則として免除してもらえます。
原則として免除してもらえます。
ほとんどの会社では和解成立日までの経過利息は免除されませんので、アプラスはかなり良心的な対応です。
アプラスにおける任意整理の主な解決事例を紹介します。
①20代男性
②会社員
③予定返済総額:約190万円(元金約115万円、利息約75万円)
④返済期間:1か月
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万7000円
①返済総額 約115万円
②分割回数 60回の分割払い
③将来利息 全額免除
④和解成立日までの経過利息 全額免除
⑤月々の返済額 約1万9000円
将来利息 約75万円の減額
月々の返済額 約8000円の減額
①30代男性
②会社員
③予定返済総額:約100万円(元金約70万円、利息約30万円)
④返済期間:約2年6か月
⑤任意整理前の月々の返済額:約2万1000円
①返済総額 約70万円
②分割回数 60回の分割払い
③将来利息 全額免除
④和解成立日までの経過利息 全額免除
⑤月々の返済額 約1万2000円
将来利息 約30万円の減額
月々の返済額 約9000円の減額
完済から5年間はアプラスを含めて借入ができなくなる
アプラスを任意整理した場合、任意整理による返済が終了してから5年間はアプラスを含めて消費者金融等からの借入が一切できなくなり、クレジットカードも使えなくなります。
これは、いわゆるブラックリストに載るためです。
そのため、今後マイホームや自動車を購入する予定の方は、一定期間はローンが組めなくなることに注意する必要があります。
受任から3か月以内での和解を求められる
アプラスの任意整理では、受任から3か月以内での和解を求めてきます。
3か月以内に和解しない場合、和解条件が悪くなります。
受任から4か月以内での返済開始が求められる
アプラスの任意整理では、受任から4か月以内での返済開始を求められます。
ほとんどの会社では、返済開始は受任から半年後程度で大丈夫ですが、アプラスは返済開始が早いため、注意が必要です。
早めに和解を行わないと裁判を起こされる
アプラスは、和解までに時間がかかると裁判を起こしてきます。
裁判を起こされた場合には、追加の弁護士費用がかかりますし、任意整理の和解条件もさらに悪くなりますので、早めの和解が重要です。
早めの和解を行うためにも、返済に困ったら早めの相談が大切です。
セントラルサポート法律事務所
弁護士 安井孟(埼玉弁護士会所属)
任意整理をはじめとした債務整理業務に特化した法律事務所を運営しております。
借金・債務整理のご相談はセントラルサポート法律事務所へ
【相談料無料】【着手金不要】
【リーズナブルで親身な対応】
【家族や友人・会社に知られにくい対応】